奴隷状態からの脱却は……


by meisou22

小沢一郎について

 辞任発表時点ではスルーするつもりだったが、辞任撤回後、ネット上でもこの真相をめぐってはあまりに紛糾しているので、やはり一言だけ書いておきたい。

小沢一郎の<辞任→復帰劇>が最初からシナリオ通りの茶番だったのか、あるいはかつての収賄の証拠を、福田康夫がCIA経由ででちらつかせた結果、一度怯んだ小沢が心変わりするドラマ的なものだったのかは、私自身にはまだ十分な情報がなく、判断を保留している。だが仮に真相が後者だとしても、小沢一郎という政治家が支持するに値しないという結論部分に関しては、今のところどうにも動かしようがない。

(以下、騒動の真相が後者であるといったん仮定した上で書くが)
なぜなら、小沢が古くからのパトロンであるジェイ・ロックフェラーと、相変わらず子飼いの関係である図式は、今も何ら変わっていない(この2人が「切れた」ことを示す根拠は、噂レベルのものも含め何もない。ついでに言えば、創価学会とのパイプを権力基盤にしている点でも、この人は昔とほとんど変わらない)。

したがって、小沢の辞任劇がデヴィッド・ロックフェラーと配下のネオコン連中によるいじめによるもので、また復活劇が日本ミライズ事件で自分の名前が出る危険、あるいは命の危険を覚悟した蛮勇なのだとしても、それらは結局のところ、ジェイ・ロックフェラーに対する忠義の表れなのであって、日本国民一般のためではない。

デヴィッドとジェイによる、叔父対甥の対立はもしかしたら実際にあるのかもしれないが、あったとしてもそれは所詮、ロックフェラー家内部のお家騒動に過ぎない。だからジェイが小沢その他諸々を手駒に使い、最終的にデヴィッドらとの権力闘争に勝利したとしても、変わるのは(たしかB・フルフォード氏も言っていたところの)鞭を手にした「怖い羊飼い」が、柵と餌で管理する「優しい羊飼い」に交代する、ただそれだけのことである。

我々は羊でいたくないから声を上げているのに、どうして「優しい羊飼い」の現場監督になろうとしている人物を、一生懸命応援しなくてはいけないのか?国際政治の裏を知り、なおかつ彼を支持している人の論からは、その理由が全く見えてこない。
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by meisou22 | 2008-03-25 12:14