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奴隷状態からの脱却は……


by meisou22

武山です  19     

 お早うございます。武山です。今朝は我が家ではこの夏一番のせみ時雨で夜が明けました。そうです、いつもどおりです。と、言いましても、その前数日間は何か異常な雰囲気が漂っていました。ある人が知らせて呉れました。夏の日の夕暮れは西の空が燃えるように赤いはずですが、ここ数日間は何と夕方に東の空が赤くなり、西の空は消え入るように暗くなって行ったというのです。次に、暑いのにも関わらず、セミの声が小さく、夏休みだと言うのに子供たちの声が聞こえない。そうです。何もかも活気がないのです。これはどうした事でしょうか…。ところで、フクダ政権は最初となる内閣改造を行い、13人の閣僚を入れ替えましたが、郵政民営化に反対した議員も入閣しました。これは何を意味するのかという判断は、多くのテレビのコメンテーターや有識者が誤っています。それは、「郵政民営化是か非か」を今さら問い直すのではなく、それはもう済んだ案件であり、過去の事だからです。本当に郵政民営化に反対していたのは、自民党に復党したりせず、今も反対を貫いている人たちです。そういう意味で、今の自民党議員の中に郵政民営化に最後まで反対を通した議員はおらず、妥協して屈服した人間だけです。ですから、郵政民営化反対そのものは既に今の自民党では意味がなく、それよりも重要なのは、今回の内閣改造で入閣した人はすべて「増税派」と呼ばれる人たちだということです。という事は、今度の内閣は日本の現状を良くしようという考えは毛頭無く、国家の借金を減らす=プライマリーバランスの回復のみを目指し、国民経済の事はまったく念頭にない、ということです。大切なのは、「プライマリーバランス」を回復する、ということはただの「絵に書いた餅」であり、まったく意味のない事だということです。ことほど左様に今の内閣に関わっている関係者で国の経済に精通している人物はいません。この事が意味するのは、国家の崩壊しかあり得ません。いつ崩壊するか、その時期は誰にも測り難いことでしょう。今度の崩壊は地球規模だからです。つまり、崩壊が日本一国で起こるのではなく、多くの国を巻き込んで複雑な展開を見せながら、怒濤のように起きる可能性が大だということです。一体この事を理解している政治家が何人いるのでしょうか。
 一葉落ちて天下の秋を知る、とは中国の格言ですが、いままさにそのような状況にあります。表面に現われている現象は僅かでも、確実に秋は近づいています。ただ今度の落日は日本から突然起こり、もう二度と夜明けは起こらないかのように感じられることです。なぜでしょうか。それは、今度一旦崩壊がおこり、次なる再生がまったく新しい夜明けになるからです。この時期に大切な事は、何が起きても驚き、慌てない事です。現在の状況では何が起きてもおかしくありません。核戦争が起きて人類・地球が壊滅することも不思議ではありません。ただいえる事は、そのような暗い未来ではなく、確実に明るい目覚めた未来がもうそこまできている、ということです。では、果報は寝て待て、ということでしょうか? いいえ、決してそうではありません。誰でも、なにびとでも努力しない者は報われません。反面、我々はともすると目前の出来事のみに捉われて、希望やビジョンを見失い、努力を怠りがちです。ですが、それではライトワーカーとして失格です。苦しい時に、無理解と、逆境に耐え抜いてこそ、明るい未来はくるのです。では。
by meisou22 | 2008-08-05 20:22