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奴隷状態からの脱却は……


by meisou22

陰謀論でひとくくりにする怖さ 陰謀論の真贋を見極める

世相のウラを読む(245)人民管理社会が確実に進展している
                      
 昨今ガソリン税の暫定税率問題が喧しい。メディアも一般市民もこれほど大きな問題は他にないかのようだ。だが、そのウラで恐ろしい社会が出現しつつある事を誰もが見逃している。
 ここ何ヶ月かメディアを賑わせているのは凄惨な殺人事件の増加と、予測不可能な災害の発生だ。女子高生殺人事件、ミャンマーのサイクロン、中国四川省大地震等。この結果市民が望み始めたのは警察力の強化と災害復旧のための最新機能を備えた軍事力の強化だろう。この流れはもはや止めようがない。もしこれが仮に意図的に引き起こされた事件・災害だったとしたら、皆さんはどう思うか。実は大変ショッキングな事実がある。それは世界の軍事技術専門家の間では、第二次大戦後60年余りを経た現在、兵器技術は一般人がひっくり返って驚くほど長足の進歩を遂げている、と囁かれている事だ。それは考えて見ると明らかである。広島・長崎に原爆が落とされて何年になるのか。以来兵器技術が全く進歩していないと考えるのはよっぽど感受性の低い老人か幼児くらいなものであろう。この種の報道は完全に隠蔽されている。それは権力とメディアがグルだからだ。
 では軍事技術以外はどうか。実はこの分野も長足の進歩を遂げている事は、我々が社会生活を経験している中で実感していることである。そのひとつが車に普及しつつあるETCだ。この機器は高速道路の料金支払いに便利なだけでなく、各種割引制度が普及の後押しになっていることは衆知の通りである。だが、それだけでこの機器が作られている、と思ったら大変な勘違いだ。ETCの機能は料金支払いだけではない。普及者が目論んでいるのはスピード違反の取り締まりである。オービスは時代遅れだ。高速道路には監視カメラが設置されている。これは例えカードを抜き取っていても機能している事は極秘になっている。ETC機は常時信号を発し、受信機さえあればその車が今何キロの速度でどこを走っているか即座にキャッチできる。監視カメラの間隔さえ狭めてその間の時間を測定すればたちどころに速度違反を摘発できる。誰が運転していたかは問題ではない。罰金は車両使用者に請求するだけだ。だが、そんな事は瑣末(さまつ)なことである。今の電子技術ではETCが盗聴器にもなり得るのである。最近一般道路にも監視カメラが増えている事と併せて少し想像力を働かせてみれば、これからの管理社会がどうなるか容易に理解できよう。
by meisou22 | 2008-05-15 11:44