奴隷状態からの脱却は……


by meisou22

世相のウラを読む(256)グルジアの戦闘の秘密

 この世相のウラを読む、を日頃読んでいただいている愛読者の皆さんは、筆者がこの戦争をどう見ているか、良くご存知のことと思う。だが、日本のマスメディアはまったく反対の姿勢で、ロシアこそこの戦争の首謀者・責任者、だと見ている。だが、よく各紙の紙面を読んでほしい。どの紙面もこの戦闘行為はロシアから始めたものだとは書いていないではないか。では、なぜロシアが首謀者であり責任者なのか。おかしい、とは誰も指摘していない。特に昨日今日はロシアの責任論を各紙ともブチ上げている。
 ネット上のブログもほとんどがロシア兵のグルジア領内での残虐行為を取り上げ、ロシアを非難の対象に祭りあげている。日本のメディアは実にお粗末な取材、若しくはアメリカからの圧力に負けて終始欧米寄りの報道を続けているが、これが真実だという証拠はどこにもない。湾岸戦争あるいはイラク開戦の時、英米がどのような汚い手を使って世論を誤らせ、戦争に向けて煽ったか、もう既に皆さんは(このコラムの読者を除く)お忘れのようだ。
 原油を浴びて動けなくなった水鳥、赤ん坊をイラク兵に虐待されて悲嘆にくれるクウェート住民。どれも後ででっち上げのウソであったと暴露されている。いや、このウソ報道は後日ニューヨークタイムズやワシントンポストなどの大新聞でちゃんと報道されているのだ。だが、このあと米政府当局者が謝罪した、という話しはついぞ聞かない。私などは一体どうなっているんだろう、誰も不審に思わないのだろうか、と今でも思っている。日本のメディアや評論家、テレビに始終顔を出す学者先生は何を考えているのだろうか。
 今回またも同じ過ちを繰り返そうとしている。この戦争は誰が何のために仕掛けたのか。まず第一にこの事を究明する事がメディアの今やるべき仕事である。で、本当にロシア兵はグルジアを始め南オセチアで残虐行為をやっているのか。日本の新聞テレビの記者が現地に入って実際に取材して確認した事実なのか。先日ある地方紙が、南オセチアの住民の現状を国際面で取り上げていた。さすがに、グルジア住民の意見も載せていたが、圧倒的に現実感があったのは、南オセチア住民の意見で、最初に攻めてきたのはグルジア軍であり、多くのオセチア住民を虐殺し、我々はロシア軍のおかげで助かった、と。
日本のメスメディアよ。もうこの辺で、アメリカに遠慮したり、日本政府のご機嫌を取ったりする腐った考えを捨てて、真実の報道力を取り戻せ。
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by meisou22 | 2008-08-18 15:10